フェアトレード

フェアトレードは「もうひとつの支援です」

フェアトレードとは、発展途上国の生産者が作った商品を、正当な価格で購入することで、生産者の生活や社会の成長を支援する仕組みです。オルタナティブ・トレード(もうひとつの貿易)という意味があります。
途上国の生産者にとつてフェアトレードは、適正な価格で取引されて収入が増え、家族の生活が安定し、子どもたちは労働をやめて学校に行くことができ、子どもたちの将来が開けます。
フェアトレード品を選ぶことは「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」「陸の豊かさを守ろう」「パートナーシップで目標を達成しょう」など世界全体が目標にしているSDGsの17の項目につながります。
WE21ジャパン相模原は、支援を行った地域・国のフェアトレード品を販売しています。

 東ティモールコーヒー 

coffee

アジアで一番新しい国、東ティモールでは、ポルトガル植民地時代からコーヒー栽培が営まれてきました。
コーヒーの実の摘み取りから、水洗処理、パーチメント加工、脱穀、選別まで、生産者が丁寧に作業して出荷しています。東ティモールでは、持続的な生活を支えるためのコーヒー生産と、コーヒーだけに依存しないコミュニティづくりに取り組んでいます。

 マスコバト糖の黒蜜

kuromitu

マスコバド糖の原料となるサトウキビは、主に農地改革によって土地を手に入れたフィリピン・ネグロス島の元砂糖労働者などによって栽培されています。マスコバド糖の民衆交易は、長年低賃金で働くしか術のなかった彼らの自立を支援するために始まりました。
マスコバド糖から作られた黒みつは、くせがなく、まろやかで程よい甘さが特徴です。

 しょうがパウダー

pouder

フィリピンのルソン島北部ベンゲット州の山岳部では、昔から生姜糖が薬草療法として飲まれていました。 集落には病院がなく山を越えて町まで行かなければならない。また、貧困のため治療費を払うことができないという課題を抱えていました。WE21ジャパンは住民組織のネットワーク作りを支援し、2009年から自立した住民たちが作った「森育ちのしょうがパウダー」を販売しています。



パレスチナのエキストラ

バージンオリーブオイル

oil

原産地の一つとして数千年のオリーブの歴史があるパレスチナ。パレスチナでも紀元前4000年頃にはオリーブが栽培されていたと言われています。食用としてだけでなく、灯油や塗り薬、化粧品としても使われ、人びとの暮らし、文化、史に深く根づいた存在です。 しかしパレスチナはイスラエル占領下で農地が奪われ、水資源の利用も厳しく制限されてきました。
パレスチナのオリーブオイルは、ヨルダン川西岸地区の農民とオリーブの木を守り、パレスチナの生産者の暮らし、平和を守る活動をしている現地NGOとの協働商品です。

 石けん

soap

ヴァージンオリーブオイル100%でつくるナチュラルな石けん
オリーブオイルは、肌に馴染みやすいオレイン酸、天然保湿成分であるスクワレンやグリセリンを多く含んでいます。汚れはしっかり落としますが、皮膚本来の油分は落としません。
パレスチナ・オリーブ石けんは、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)ナーブルスの石けん工場で作られています。